- これで解決! サブドメインとサブディレクトリとの違い|ルートドメインとの関係
-本記事の要約-
本記事を読めば、「サブドメインとサブディレクトリの違い」や「ルートドメインとの関係性」がスッキリ理解できるようになります!
Webサイトやブログ運営を続けていると、「もうひとつ新しいサイトを立ち上げたい!」という場面に直面することがあるかもしれません。そのとき、選択肢として登場するのが「サブドメイン」「サブディレクトリ」、そして「独自ドメイン」の3つの方法です。それぞれの選び方次第で、運営スタイルやSEO効果が大きく変わることも……。
本記事では、サブドメインとサブディレクトリの違いを初心者にもわかりやすく解説しながら、どんな場面でどちらを選べば良いのかを具体的にご紹介します。これを読めば、新しいサイトを立ち上げる際の道筋がクリアになるはず!
ぜひ最後までご覧いただき、あなたのWeb運営に役立ててくださいね。
今のWebサイトに関連した新しいページを作りたいんじゃが、どれがベストかのう?
サブドメインにするべきか、サブディレクトリにするべきか…迷いますよね!
それぞれの特徴を知っておけば、目的にピッタリの方法が選べるよ!一緒に整理してみよう!
この記事では、「サブドメインとサブディレクトリとの違い|ルートドメインとの関係」についてお話をしていきます。
- サブドメインとサブディレクトリとの違いを知りたい方
- 別サイトの立ち上げを考えている方
- ルートドメインとの関係を知りたい方
- 費用がかからない新しいサイトの立ち上げをしたい方
- 現在のサイトにちょっとしたサイトを付属させたいかた
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- サブドメインとサブディレクトリは何に使うもの?
- サブドメインとサブディレクトリの違い
- サブドメインとサブディレクトリのメリット
- サブドメインとサブディレクトリの選び方
- エックスサーバーでのサブディレクトリの作り方
- サブドメインとサブディレクトリとの違いでよくある Q&A
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サブドメインとサブディレクトリは何に使うもの?
新しくWebサイトやブログを立ち上げたい時、考えられるのが、この三つの方法です。
- 新しく独自ドメインを取得し、サイトを立ち上げる(有料)
- サブドメインで新しいサイトを運用する(無料)
- サブディレクトリで新しいサイトを運用する(無料)
新しく、独自ドメインを取得してサイトを立ち上げるのは、比較的想像しやすいかと思いますが、「サブドメイン」または、「サブディレクトリ」でサイトを運営するとは、どんなことなのでしょう!
サブドメインとサブディレクトリの違い
サブドメインとは?
サブドメインとは、メインのドメインの前に追加する文字列のことです。例えば「blog.example.com」の「blog」がサブドメインにあたります。これは、まるで別の建物を建てるようなもので、メインサイトとは独立した空間を作ることができます。例えば大きな会社のウェブサイトで、商品サイトを「shop.example.com」、採用情報を「recruit.example.com」というように分けているのを見かけることがあります。このように、目的に応じて完全に独立したウェブサイトを作りたい場合によく使用されます。
サブディレクトリとは?
サブディレクトリとは、メインのドメインの後ろに追加するフォルダのような仕組みです。例えば「example.com/blog」の「/blog」がサブディレクトリにあたります。これは、1つの建物の中に部屋を追加するようなもので、メインサイトの中に新しいセクションを作ることができます。多くの企業サイトで、会社概要を「example.com/about」、お問い合わせを「example.com/contact」というように分類しているのをよく見かけます。メインサイトの一部として整理された構造を作りたい場合に使用されます。
ルートドメインとは?
ルートドメインとは、ウェブサイトの最も基本となる住所のようなものです。例えば「example.com」という形で、サブドメインやサブディレクトリがない、最もシンプルな形のURLを指します。「.com」「.jp」「.net」などのトップレベルドメインの直前にある部分(この場合の「example」)とトップレベルドメインを合わせたものがルートドメインとなります。企業でいえば本社のような存在で、このルートドメインを基準に、サブドメインやサブディレクトリなどの構造が作られていきます。
サブドメインとサブディレクトリとの違い
項目 | サブドメイン | サブディレクトリ |
---|---|---|
URL形式 | subdomain.example.com | example.com/subdirectory |
サーバー構成 | 別サーバーでの運用が可能 | メインドメインと同じサーバー |
独立性 | 高い(独立したサイトとして認識) | 低い(メインサイトの一部として認識) |
DNS設定 | 必要不要SEO効果独立したサイトとして評価 | メインドメインのSEO効果を直接受けられる |
SSL証明書 | 別途必要な場合あり | メインドメインの証明書が使える |
管理負荷 | 比較的高い | 比較的低い |
適している用途 | • 独立したサービス運営 • 言語別サイト • 地域別サイト • 独立性の高いブログやショップ | • メインサイトの関連コンテンツ • カテゴリー/セクション分類 • メインサイトとの統合運用 • 一元管理が必要なコンテンツ |
コスト | 追加コストが発生する可能性あり | 基本的に追加コストなし |
セットアップ | 時間比較的長い | 比較的短い |
サブドメインとサブディレクトリのメリット
サブドメインのメリット
- 独立性が高い
- 個別のサーバーで運用可能
- サーバー設定を独自に最適化できる
- メインサイトの障害の影響を受けにくい
- デザインの自由度
- メインサイトと全く異なるデザインが可能
- 独自のブランディングができる
- ターゲット層に合わせたUIの最適化が容易
- セキュリティ面
- SSLを個別に設定可能
- セキュリティポリシーを個別に設定可能
- アクセス制限を個別に設定できる
- 検索エンジン対策
- 検索結果で別サイトとして表示
- 特定のキーワードに特化したSEO対策が可能
- モバイルサイト(m.example.com)の最適化
サブディレクトリのメリットは?
- SEOの優位性
- メインドメインのSEO効果を直接受けられる
- サイト全体の評価が集約される
- 内部リンクの効果が高い
- ドメインパワーを分散させない
- 管理のしやすさ
- 一元管理が可能
- サーバー設定は1箇所のみ
- SSLの管理も1つで済む
- バックアップが一括で取れる
- コスト面
- 追加のドメイン費用が不要
- サーバー費用の追加なし
- SSL証明書の追加購入不要
- 管理工数の削減
- 技術的な簡便さ
- DNS設定が不要
- サーバー設定の変更が少ない
- 開発環境の統一が容易
- デプロイが簡単
- サイト構造の明確さ
- 階層構造が分かりやすい
- ナビゲーションが直感的
- パンくずリストが作りやすい
- サイトマップが整理しやすい
サブドメインとサブディレクトリの選び方
サブドメインとサブディレクトリの選び方を、3つの観点から説明
1、 目的とコンテンツの選ぶ
コンテンツがメインサイトと密接に関連しており、同じブランドイメージで統一したい場合は、サブディレクトリが適しています。例えば、企業サイトの会社概要や採用情報、お問い合わせなどがこれにあたります。一方、全く異なるサービスを展開する場合や、別ブランドとして運営したい場合は、サブドメインが最適です。ECサイトやブログ、会員専用サービスなど、独立性の高いコンテンツを展開する際によく使用されます。
2、運用体制とリソースで選ぶ
管理リソースが限られており、効率的な運用を重視する場合は、サブディレクトリがおすすめです。サーバー管理、SSL証明書、セキュリティ設定などを一元管理でき、更新作業も統一的に行えます。反対に、専門の運用チームがあり、独自のアップデートサイクルや細かな管理が必要な場合は、サブドメインが適しています。特に大規模なサービスや、異なる部署で管理する場合に有効です。
3、SEOとアクセス解析の方針で選ぶ
メインサイトのSEO効果を最大限活用したい場合や、サイト全体でのユーザー行動を統合的に分析したい場合は、サブディレクトリが望ましいでしょう。検索エンジンの評価が分散せず、アクセス解析も一元的に行えます。一方、特定のキーワードに特化したSEO戦略を立てたい場合や、完全に独立したアクセス解析が必要な場合は、サブドメインが効果的です。地域や言語ごとに最適化したい場合にも、サブドメインの採用を検討すべきです。
エックスサーバーでのサブディレクトリの作り方
今回は、エックスサーバーでのサブディレクトリの作り方を説明します!
- サブディレクトリを作りたいドメインを選択します。
- 「WordPressインストール」を選択
- 以下必要情報を入力します
- サイトURL:好きな文字を入れてください
- ブログ名:新たに開設するブログ名を入力(後から変更できます)
- ユーザー名:WordPressログイン時に必要なもの(好きな英数字を入力)
- パスワード:WordPressログイン時に必要なもの(好きな英数字を入力)
- メールアドレス:ブログに登録するメールアドレス
- テーマ:選択したテーマをWordPressインストール時にWordPressサイトにインストールします(後から変更できます)
- 終了画面です
サブディレクトリへのWordPressのインストール、テーマもインストールされました。これだけで新たなサイトが構築できます。
サブディレクトリは、ルートドメインからの影響を大きく受けますから、なるべく関連のあるコンテンツを構築していくと良いと思います。
サブドメインとサブディレクトリとの違いでよくある Q&A
WordPressブログを始めるには、「レンタルサーバー」「ドメイン」「WordPressテーマ」が必要です。当サイトのオススメは・・・・
レンタルサーバーとドメイン
エックスサーバー
WordPress「テーマ」
SWELL
エックスサーバーの「WordPress クイックスタート」を利用するとすぐにSWELLブログを始められます!
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- エックスサーバーは、国内で最も信頼される高性能なサーバーであり、これから初めてブログ運営をされる方は、エックスサーバーを選んでおけば間違いありません。
- 価格面においても最初から必要なものが全部そろっており、後から機能を追加することもありませんので、返ってコストパフォーマンスが高いと言えます。
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尚、現在ブログを運営している方、又、レンタルサーバーを既に契約されていて【SWELLを単体で購入したい方】は、コチラ!
まとめ:サブドメインとサブディレクトリとの違い|ルートドメインとの関係
貴重なお時間を割いてご覧いただき、ありがとうございます。😊
いかがでしたか?サブドメインとサブディレクトリ、それぞれの違いと活用方法についてイメージがつかめたのではないでしょうか。
新しいWebサイトを立ち上げる際に、この知識を活用すれば、目的や運用スタイルに最適な選択ができるようになります。また、ルートドメインとの関係を意識することで、SEOやブランディング面でも効果的な運営が可能です。
今後、新たな挑戦をする際には、この記事を参考にして、賢くサブドメインやサブディレクトリを活用してみてくださいね。あなたのWebサイト運営がさらにスムーズで成功に近づくことを願っています!
具体的に気になる記事箇所をチェックするのはコチラ
- サブドメインとサブディレクトリは何に使うもの?
- サブドメインとサブディレクトリの違い
- サブドメインとサブディレクトリのメリット
- サブドメインとサブディレクトリの選び方
- エックスサーバーでのサブディレクトリの作り方
- サブドメインとサブディレクトリとの違いでよくある Q&A
このサブドメインとサブディレクトリとの違いを知っていれば、現在お使いのドメインでちょっとした別サイトを作成したい時に役に立ちます。ぜひ参考にしてくださいね!
- アフィリエイトブログの始め方・作り方を理解することで、効率よく最短でアフィリエイトブログを作ることができます。ぜひ参考にしてくださいね!
また「サブドメインとサブディレクトリとの違い|ルートドメインとの関係」が終わりましたら、次は、「WordPressは何ができる?|企業サイトから個人ブログまで」にチャレンジしてみましょう。
詳しいやり方は下記の記事で紹介しているので、あわせて読んでみてくださいね。